今年もスイセンが約一週間早く咲きました | 2016-04-14 |
| ●長野県 通信員 西野入政典 | 期日 2016.4.12 場所 長野県上田市生田「信州国際音楽村」(標高585m)   サクラ(特にソメイヨシノザクラ)の開花を初め、春に咲く花き類の生育は今年もかけ足で進んでいます。   ここ「信州国際音楽村」では、3月26日から4月17日まで、恒例のスイセン祭りが行われ、満開のコヒガンザクラ、シバザクラ、レンギョウ等をバックにスイセンが美しく咲きほこっています。 連日、大勢の観光客が訪れ、きれいに咲くスイセンの花を鑑賞し、楽しんでいました。約3千㎡の敷地にラッパスイセン、クチベニスイセン等約10万本が植えられ、全国的にも知名度が高まり、今では、当地方でも有数の名所になっています。   左:シダレザクラと全景 / 右:満開のスイセン   ラッパズイセンのアップ   スイセンの開花は温度に左右され、冬の十分な低温に遭遇した後、春の気温が高めに推移するほど早くなることから、今年も例年より約一週間早まったそうです。 ちなみに長野地方気象台が観測した長野県内(29地点)における月平均気温の平年差は、1月-0.1~+1.5℃、2月+0.1~+2.0℃、3月+0.4~+2.2℃で、やはり高めに推移しました。月平均気温が例年になく高めだったことがスイセンの開花促進に影響しているものと思われます。   取材したこの日も、すでに開花盛期は過ぎ、しぼんだ花びらが多く見受けられました。  
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