高温・乾燥が原因とみられる害虫の発生が多い(アブラナ科、ナス科) | 2016-01-04 |
| ●沖縄県 通信員 石垣盛康 | 12月に入っても最高気温が25℃を超える日が多かった沖縄地方だが、11月の高温・乾燥による害虫の発生と高温によるアブラナ科、ナス科の作物に大きな被害をもたらしている。これは、地球温暖化とエルニーニョの影響によるものが大きいと考えられている。 沖縄本島の中部に位置する西原町は、那覇市の北側に隣接している。 町の園芸農業はこれまで露地野菜、電照菊等が中心の園芸から最近施設栽培が盛んになり、県内外への出荷が増えてきている。 露地野菜では10月~11月植えのキャベツ、ブロッコリー、ナス科のジャガイモ等が多く、作付けされているが、今年は特にアブラムシ、アオムシ、コナガ等の発生が多く、防除に苦慮している。 10月植えのジャガイモ、ブロッコリーが特に被害が多く、害虫の被害、高温による対枯れ、排水の悪い圃場では全滅した圃場もみうけられる。 現在の所、西原町ではこの2品目の被害が大きい。
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