サクランボ(オウトウ)鉢物の出荷が始まりました | 2012-03-09 |
| ●長野県 通信員 西野入政典 | 期日 2012.3.6(撮影) 場所 長野県上高井郡小布施町 大塚施設園芸(園主:大塚博美氏71才) 小布施町郊外にある大塚施設園芸のビニルハウスでは、早くもサクランボ鉢物の出荷が始まっています。
 出荷直前の鉢物 これは黒いプラスチック製の鉢植えで、高さ30cm程度に育った樹の枝に真っ赤に熟した実を数個つけたものです。ここ小布施町は長野県でも北部地帯。周辺の山々に雪が残り寒いですが、今年の出荷は2月25日からで例年通りとのこと。ただ、夜温14℃で管理するため、この冬の寒さにより約30%余計にいつもより燃料がかかってしまったそうです。 大塚さんは平成2年からサクランボの鉢物栽培にとりくみ、研究に研究を重ね現在の技術を確立したそうです。その間、個々の技術に特許をとりました。今後は、さらに小鉢で早く実がなり出荷できる技術の開発をすすめたいと想いを語ってくれました。
 左:手入れに余念のない大塚さんとサクランボ 右:着色が始まった鉢 ちなみにこの地帯は、ハウスでサクランボ栽培を行い、5~6月頃収穫する経営が大部分です。大塚さん独自の技術開発が、サクランボを早春とはいえ、こんな寒い時期でも味わうことを可能としています。
 左:これから約1月後の出荷をめざす 右:冷蔵した鉢をハウス栽培し果実を出荷 |
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